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The best effect for my voice |
2014/11/02 (Sun) |
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コーラスパートの編集作業。自分の声はあまり好きじゃないのでディストーションをかけてみた。
なんかエッヂが足りないのですよね。抜けてこないと言うか、こればっかりは練習して変えられるものでもないしな。
このプラグインエフェクトはオリジナルのデザインを踏襲していて、使いやすく可愛いデザイン。
オリジナルはこちら。
正確にはファズの分類かな。歪みものとしては伝説のエフェクターで、ボクもなんだかんだで2〜3台所有していました。
往年のサウンドがクリックひとつで呼び出せる様になったのですから、まったく便利になったもんだ。
まぁこんな最新テクノロジーなども駆使して、最後にサウンドに気合い注入しているわけです。
元旦から皆さんに福を呼び込む様な縁起の良い音&声。
良い感じで最終の仕上げ段階に入ってますよ。
いざ必聴落着♪
━━━━━━━━■■ Today's BGM ■■━━━━━━━━
「Ticket To Ride / Carpenters(Acapella) 」
先日のスティービーワンダーのワンオクパクリ問題で話題になった昨今の若者の洋楽離れなどまるで無縁の自分の場合、小学生の頃、つまり”ロック以前”の頃の二大アイドルはサイモンとガーファンクル、そしてこのカーペンターズでした。
これは一般に聴かれるヴァージョンとは別の、いわゆるアカペラですが、これがスゴイ。
例えば食べ物でも上質の肉などは余計な調味料やソースなど使わずにシンプルに塩だけで食べるのが一番美味しかったりするものですが、まさにこれもカレンという希有なヴォーカリストの才能がバックのサウンドを取り除く事によって、より際立たせています。
特にサビ最後の”But she don't care”の部分では、ラストのメジャーセブンスのピッチが完璧!鳥肌ものです。歌の音程をルートの半音下(正確には長7度上。keyコードからの長3度ですが)に持って行く難しさは、歌い慣れた人なら誰でも理解出来るかと思います。
また完全なアカペラではなくドラムも同録されています。これはトラック数が少なく、歌のみの単独チャンネルを作成出来なかった当時の録音環境からくるものでしょう。
とすると…
おそらくこれはノーパンチイン、編集無しのワンテイク!
これぞまさにプロのワザ。
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