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| Catch the great sound |
2014/06/01 (Sun) |
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新しくマイクを購入しました。と言っても歌に目覚めた訳ではなく(w)ギターの録音用です。すでにタイプの違ったものを2本所有していますので、これで3本目という事になります。
なぜ3本かと言うと、この3種類をスピーカーからの距離や角度を変えて配置することにより、より自然なギターサウンドを録音する為です。
ボクたちが普段聴いているギターサウンドはスピーカーから直接出る音だけではなく、その部屋中に響きわたった、つまり壁や床に反響して跳ね返った音も加えたものを、いわゆる”ギターサウンド”として認識しているのです。
なので単にスピーカーに直接あてたマイクのサウンドだけでは、やたら生々しいだけの薄っぺらなものになります。そこで少し離れた場所や、場合によっては部屋の反対側に立てたマイクの音なども加える事によって、より自然で厚みと奥行きのある、つまりは”普段聴いているギターサウンド”に近いものを作り出します。
しかしこれにはマイクの選択や微妙な角度、距離の選択などいくつかの経験と知識が必要になります。(ひとの耳のなんて優秀で精巧なこと!)
かつてはすべてスタジオのスタッフまかせだったこういった事を、自分で試行錯誤しながらサウンドを作って行く作業は大変ではありますが、これがけっこう楽しい。
また、最近のテクノロジーでは、アンプを鳴らさず録音機器に直接ギターをつないで録音するやり方の方が簡単にクオリティの高い録音が出来るようにすらなり、予算や時間を節約する(これだと深夜に自宅で録音する事も充分可能です)意味でもこちらが主流となっています。
しかし、やはりボクは”生の爆音を記録する”やり方にこだわってゆきたいと思っています。
たとえ時間はかかっても。
という事で、次作は着々と進行中。
乞うご期待。
━━━━━━━━■■ Today's BGM ■■━━━━━━━━
 
「Speed King / DEEP PURPLE」
42年の月日を経てやっとの事で本当の”完全版”となったところのDisc 4 の『アンコール集*2013リミックス』がまず目玉、そしてDVD『ライヴ映像&ドキュメンタリー集』はダメ押し、という所なんでしょうね。
そう言えば日本公演の収録、音源化を先発のLedZeppelinには断られ、このバンドには条件付き(本国から持参の機材、スタッフを使用する事等)でOKされるなど、当時の日本製機材やスタッフへの信頼度の低さが象徴されるエピソードを持つ本作。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』で、鉱山からデロリアンを掘り起こし、部品を点検している最中、壊れた機器を見てドクが「Made in Japanだからダメなんだ」と言ったところ、マーティが「Made in Japanは最高にクールさ」と言い、ドクは「信じられない」と返している。これは、タイムスリップした先の1955年と当時主人公が暮らしていた1985年とでは、日本製品に対するイメージが大きく異なることを意味している。
偶然にもその過渡期である1972年に収録、製作された本作。かつては粗悪品の代名詞だったMade in Japan(日本タイトルはLive in Japan)は、ロックの歴史に残る名盤として世界的な大ヒットを記録し、個人的にも一番コピーしたアルバムとなった。(ちなみに同様の逆説的なタイトルには、当時だとJeff BeckのRough & Ready =間に合わせ、やっつけ仕事、という名盤がある)
そう言えば92〜3年頃アルバム製作時に、アンプの前でエンジニアさんに「坂川さん、今このギターめっちゃいい音出してますけど、これをそのままCDに記録できる技術を持った人は、残念ながら今日本にはいませんよ」と言われた。それで海外レコーディングの持つ意味のひとつを知るわけですが、今はどうなんでしょうね。
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