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play the guitar for my friend |
2016/06/08 (Wed) |
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6月5日は汐留BlueMoodでの友人の追悼イベントで演奏させていただきました。
その彼と知り合ったのは20代の頃ですから、そこに集まった人達との再会も最長でその頃以来という方もいて、まるで30年近い年月が一気に凝縮されたような感覚です。
━━━━━━━━■■ Today's BGM ■■━━━━━━━━
「揺れるチャリオット / Eric Clapton」
先日たまたま「HONKYTONK MAN」という映画を観たのですが、そのラストで主演のクリント・イーストウッド演じる旅回りのカントリーシンガー レッドが、結核の病をおして臨んだレコーディングの後倒れます。
そして彼の埋葬のシーンで、イーストウッドの実の息子で作中では甥の役を演じる少年ホスが、レッドの遺品のギブソンのギターを弾いて追悼の歌を歌うシーンがあります。
その場面で歌われるのがこの曲。
黒人の墓掘りが帽子を胸に当て、つられて一緒に歌うシーンはちょっと感動的です。
細かく言えばホスはギターは弾けないし、チューニングもあっていませんが、ここでそれを言うのは野暮というものでしょう。
このアルバムはクラプトンの作品の中ではかなり地味なものかと思いますが、実は結構好きなアルバムです。
この曲はもともとは黒人霊歌なのですが、当時のクラプトンの作品によくみられたレゲエ調のアレンジがされ、Yvonne Ellimanの慈母の様なふくよかなヴォーカルも印象的です。
逝ってしまった人を思う歌と言うのは、時代や人種を超えてなんだか心にしみ入る、そんな事を思った今日この頃です。
If you get there before I do, Coming for to carry me home, Tell all my friends I’m coming, too.
もし先に着いたのなら 故郷へと運んでおくれ 僕もすぐに行くよと伝えてくれ
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